ブランディングは「やじろべえ」。

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ご機嫌麗しゅう。
オモシロ美人研究家Chacoである。

今日ももちろんスタバに来ている。

わたしはもうこうなったらスタバの大株主に
なるべきではないかと思えてきた。

しかし、残念ながら現在のところ
天下のスターバックスの株を買い占められるほどの
財力を持ち合わせていない。

そんなわたしは
「スタバの大株主になるぞ!えいえいおー!」
という気合いと願いを込めて
まずはスーパーで大きめの株を買おうと思う。

そして彫刻刀で
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と彫り、窓辺に飾り、日がな1日
その株を眺めていようと思う。

「これでわたしもスターバックスの大株主なのだ〜。
ふふふふふ。ははははは。ほほほほほ〜。」

と焦点の合わない目で一日中、株に向かって
笑い続けているのを発見した暁には
どうかわたしを適切な病院へ連れて行って欲しい。

そしてスタバの大株主になれないという
現実をどうにも受け入れられず、現実逃避に
走るわたしの頬をいっぱつビンタし、

「なにもスタバが大好きだからって大株主に
ならなければならないなんてことはないんだ!
お前がスタバを愛し、スタバに通うことで
スタバの株価を押し上げることに
貢献しているのだよ。何でわからない?
大事なのは株を持つことだけではない。
いかにその株を価値のあるものにしてあげられるか。
「所有」ではなく、「アクセス」の時代と
いうじゃないか!目を覚ませ!」

と、涙ながらに大株主になれず途方に暮れるわたしを
諭し、最後は強く抱きしめてほしい。

そうしたらわたしは
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をじくじたる思いでゴミ箱へ捨てることだろう。
そして片頬をつーっと伝う涙を、乱暴に拭いながら

「へへへっ。よし。スタバに行ってカフェミスト飲もうっ!」

と、「スタバの大株主になる」という夢をあきらめ

今まで通りスタバに通い愛することで
スタバを盛り上げていこうと
心新たに新たな人生を第一歩を踏み出すのであった。

ーー 完・スタバの大株主を夢見てーー

よし。
冒頭から一発引かせることに成功したところで、本題に入ろう。

わたしは最近「ブランディング」について
思案を続けている。

その中で、ブランディングとは「やじろべえ」
なのではないかという仮説を導くに至ったのだ。


わたしなりの定義づけにはなるが、ブランディングとは

「他人に価値や魅力を感じてもらう自分
(または組織・商品・サービス)の在り方」
という、簡単に言えば「魅せ方」であると考える。

そしてその「ブランディング」は、特に個人の場合
「自分の心地よいバランスが保てる「落とし所」
を見つけ、その落とし所において深く、深く
自身を掘り下げ追求すること」
なのではないかと思うのだ。

御多分にもれず、わたしも今そのバランスの保てる
「落とし所」をやじろべえのごとく
手探りで探っている状況である。

では一体「何」と「何」のバランスなのかというと
「憧れ」「本質」のちょうどよい塩梅を指す。

例えばわたしのことで恐縮ではあるが
わたしは以下のようなことに憧れを抱いている。

・雑誌「VERY」に出てくるような
 リラックス感を
出しつつも品のある
 「大人カジュアル」が似合う女性

・礼儀やマナーをわきまえた凛とした女性

・菅野美穂や深津絵里といった大人
 でありつつも
いつまでも可愛らしさを
 持ち合わせている
女性に愛される女性

・ホテルのラウンジで友人とゆったりとした
 ラグジュアリーな時間を楽しめる余裕
 のある大人な女性

・自分にも他人にもジャッジをくだすことなく
 あらゆることを容認できる懐の深い女性

・「IDEE」や「TODAY’S SPECIAL」
 といった
シンプルモダンな雑貨屋さんを
 休日にのんびり巡る
洒落た休日を過ごすこと

・休日の朝、オープンカフェで本を読みながら
 カフェラテと美味しいパンケーキを頬張ること

・カフェのケーキや季節の花を写真に撮り
 それをより魅力的に加工すること

・ブログを自分の好きなテイストで彩り
 それを通じて自分の世界観を表現するこ

…などなど。挙げたらキリがないが
「こうありたいな」と思い、それに近づけるよう
実際行動に移していることも多くある。

一方、わたしの本質であるが

・友人の中では自虐ネタで泥くさくも常に
 隙あらば笑いを狙っていくひたすら三枚目な自分

・さくらももこ、岡田あーみん、ダウンタウン
 ごっつええ感じ等によって育まれたギャグ精神

・唐草模様の風呂敷
 白タキシードで
パンチパーマの歌謡曲歌手
 ダブル浅野に
代表される80年代〜90年代の
 トレンディドラマ

「ナウい」や「アベック」といったもはや
 死語となった流行語をあえて使うことが
 好きといった滲み出る昭和な雰囲気

・クウォーターながらも、「久子」という大正初期に
 流行った何とも古風な名前を持ち
 自分のアイデンティティがいまいち定まらないところ

・ひとりが好きなくせに寂しがり屋で、家でひとりで
 PCに向かうと寂しくなり人のたくさんいるカフェに
 なんとなく足を運んでしまうところ

・チャーハンが好きで昔から周りに
「チャーハン娘」と呼ばれていること

スタバ中毒であること

…などなど。
驚くほどに「憧れ」と「本質」の乖離は大きい。


しかしながらブランディングとは

「やじろべえ」のように

前者の「こうありたい」自分と

後者の「こうである」自分を
ちょうどよい配分で取り入れて
バランスを保つこと

なのだと思うのだ。

どちらか一方に偏りすぎると
うまくいかない(続けられない、楽しくない
どうにも疲れる
本人もまわりも違和感を感じる等)のだ。


本当は三枚目なわたしが、VERYのような洗練された大人

カジュアルの服を着て、おしゃれなカフェでパンケーキ
を食べて、時には友人とホテルのアフターヌーンティーを
堪能して、礼儀やマナーをわきまえて上品にただ静かに微笑み…

なんてことばかりしていたら

「うぉーーーーーーーー!!」

とある日突然、発狂して

スタバのテーブルを石頭でかち割り
並べてある都道府県タンブラーを

「とりゃーーーーーーーー!!」

と叫びながらざざーっと両手でなぎ倒し

ゴジラさながらに暴れ出すこと請け合いだ。

大株主どころか世界中全店舗において
出禁になってしまう。

かといって、三枚目全開で、
女芸人のようにただただ面白いやつ…
っていうのもなんだか違うのだ。


わがままなのかもしれない。

しかしながらわたしだって女なので

「素敵と思われたい!!」
「好きな男性に可愛いと言われたい!!」

そんな俗な欲望を大いに持ち合わせている。

ええ、それはもう鼻息荒く=3


前の記事、憧れに「白旗」を上げよ。

でもお伝えしたが、わたしは以前
苦手なくせに
、「映画好きなひと」に憧れて
苦しみながら
「映画好きな自分」
になろうとしていた。


しかしながら、ここでいう「憧れ」は
そのような自分の意思
無視した
世間の風潮に引きづられただけの

ものではなく、自分の「好き」という
感覚を大事にした自然に湧き上がる
ものである。

そのような無意識に「好き」という感覚が
湧き上がる対象は、あなたも同じ性質を
持ち合わせているということも
以前の記事でお伝えさせていただいた。
「大好き」は生きる源。

だからそのような「憧れ」はもはや
もうあなたの一部なのだから
堂々と取り入れ、私物化してしまえばよい。


しかしながらそれと同時に
世間一般では

「憧れ」
「素敵」
「かっこいい」
「かわいい」
「美しい」

等と好意的に評されることがあまりないが

それでもあなたが持ち合わせている

「性質」

からも目をそらさずにきちんと向き合おう。

自分が「醜い」と思っていること。
「憧れ」の自分になることを
邪魔してしまうのではないか
と思われるような「恥ずかしい」
と思う性質や欲望。

むしろそれらをどんどん開示して
自分の持つ「憧れ」とミックスするのだ。


その過程で「オリジナリティ」が生まれ

唯一無二の「あなたらしさ」
際立ち、かつあなたが「心地よくいられる」
「ちょどよい配分」が見つかるというわけだ。

それがどちらかに偏ってしまったら
しんどいし
面白くないし
際立たなくなってしまう。

ブランディングとは
ただただ「憧れ」で塗り固められたハリボテに

なることではない。
だからといってひたすらに自分の欲や醜さ
(とされているもの)を自己開示して
真っ裸になることでもない。

自分が心地よくいられる素材の
自分の好きな色を使った
自分が「素敵」だと思えるデザインの
服を着ることこそが
「ブランディング」なわけである。

というわけでわたしは

VERYモデルのような格好をして家を
出て
お昼にラーメン屋のカウンターでチャーハンを頬張り
その後ホテルのラウンジで友人とダウンタウンの

好きなコントについて熱く語った翌朝には
おしゃれなオープンカフェでカフェラテを飲みながら
隣の楽しそうな「アベック」を羨み
運ばれてきたパンケーキの写真を撮って、それを
「ナウく」加工して楽しむ。

わけだ。

こんな「へんてこ」なのがわたしなのだ!!

というわけで、あなたもどんどん
「憧れ」「本質」
をミックスして
「へんてこな自分」になるがよい。


そんな「へんてこ」な「やじろべえ」
こそが
あなたという唯一無二の「ブランド」に他ならないのだから。

…ちなみに「やじろべえ」の語源を調べてみると
まさに!という内容で驚いた次第である。

やじろべえ(弥次郎兵衛):「東海道中膝栗毛」中の人物。
江戸の住人で、喜多八とともに失敗やこっけいを演じながら
東海道・京・大坂を旅する。
(コトバンクhttps://kotobank.jp/word/弥次郎兵衛-648290)

◉オモシロ美人の今日のコトバ◉
ブランディングとは「やじろべえ」。
失敗やこっけいを繰り返しながら「へんてこ」な自分を探り当てよう。

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[ ブランディングは「やじろべえ」。 ]オモシロ美人ブランディング。2016/02/27 20:49