世界観は安心感~おしぼりのゆくえ~

 

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土曜日のブランチは、仲良しとともに ロクシタンのカフェで。   ものすごく久しぶりに行ったし ブランドのコンセプトショップって もはやたくさんあるから珍しいもの ではないけれど やはり勉強になる。   ロクシタンといえば 南仏プロヴァンス生まれのブランド。   カフェの店内はロクシタンの コンセプトカラーである やまぶき色と青で統一され 南フランスの温暖な気候を思わせる 明るく、開放的で、カフェ特有の カジュアルさを保ちながらも フランスの気品も持ち合わせていて とても居心地の良い空間に 仕上がっている。 (特に女性にとって)   お皿やカップにも ロクシタンのロゴや フランス語が描かれ 細部までコンセプトが行き届いていた。   これが極端だけど 例えば、他は完璧プロヴァンスで こちらも南仏気分を味わせてもらっていた そんな矢先になぜか 大衆酒場に必ずあるような あの星マークの「サッポロビール」 のロゴ入りコップでアイスコーヒーが 「お待たせしました。」と 出てきたら…ドン引きだ。 それと、同時に、どことなく不安が 押し寄せる。「他にはどんながっかりを 見つけてしまうのだろう…。」と。   コンセプトを決めたら、最後まで貫く。 コンセプトを決めたら、細部まで宿す。   これ、大事だな、って改めて実感した。   良い意味での「ギャップ」と言う名の 「裏切り」は、良いスパイスをもたらすけれど 悪い意味の「ギャップ」は、ただただ不安感を 与えるだけ。   そういう意味では、ロクシタンカフェ。 カフェにしてはお値段は少々張るものの 全体的に「安心」して、世界観に浸れました。   ※ひとつだけ少し残念だったのが わたしの席から、厨房が見えて 冷蔵庫(おそらくホシザキ製)と そこにかかる白いふきんが 見えてしまってたところ。   南フランスにいたはずが、 THE・ニッポンの厨房!を垣間見てしまい 「あ、渋谷のど真ん中だった…」 と現実に一気に引き戻された感は 否めなかった。笑   そして、ひとつ不思議なことが。 最初に持ってきてもらったおしぼりが 途中で消えてしまったのだ!   テーブルの上にもなく、お皿の下にも 隠れていなかったし、下にも落ちていなかった。 どこを探してもない。   「あれ~?まさか神隠し??」 などと言っていたのだけど 「おそらく店員さんが下げちゃったのだね」 という結論に帰着。   そして、さあ帰ろうか、と席を立ったところ…。   おしぼり。見つけましたよ椅子の上に。 わたしのおしりの下にありました。   なにがどうなったらそうなるのか わたしにはもはやわからない。  おしぼりがわたしのおしりの下へ テレポーテーションしたとしか考えられない。   これぞイリュージョンオブプロヴァンス!! (注:インリンオブジョイトイではない)   そして濡れたおしぼりの上に 長らく座っていたことによって ズボンはおろかじんわりパンツまで 浸透するほど濡れてしまっておりましたとさ。   安心感が、ただの不快感となりました。   とほほ。      …そう。このようにして、 世界観は貫くのです。 ※写真のテーブルのおしぼりは 途中で持ってきてもらったものです。 この澄まし笑顔の尻の下には 行方不明となったおしぼりが あるのです。。

[ 世界観は安心感~おしぼりのゆくえ~ ]オモシロ美人ブランディング。2016/07/31 01:06