レポ:ルイ・ヴィトン展①

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こんばんは。
Chacoです。

先日、東京で開催された「ルイ・ヴィトン展」に行ってきました。

クリエイティビティにたくさん触れよ、ということで、お世話になっている方より教えてもらって足を運んだのだ。
今回から数回に渡って、そのレポートをお届けしようと思う。

その前に、皆も気になっているであろうわたしとヴィトンの歴史について触れておこう。

わたしが初めてヴィトン製品を買ったのは、大学3年生の時。
二つ折りのあの定番のモノグラムの財布である。

確か6万円強だった気がする。
アルバイトで貯めたお金で購入した。

今でも覚えているが、仙台の百貨店「藤崎」に入っている直営店で購入した。
宮城県民ならびに仙台に買い物にやって来る東北県民にはお馴染みの百貨店である。

この藤崎は、東京で言えば、いくつかある百貨店の中でも、「高島屋」や「伊勢丹」あたりの位置付けと思っていただければ間違いはない。

この百貨店「藤崎」であるが、1819年に仙台の城下町に誕生した太物商「得可主屋(エビスヤ)」が発祥とのこと。(Wikipedia参照)
今調べてみて、意外すぎる歴史に驚きを隠せない。

今から語ろうとしている「ルイ・ヴィトン」の創業者、ルイ・ヴィトンが、レイティエ・アンバルール(荷造り用木箱製造兼荷造り職人)の修行ののちに、自らの店を出店したのは、1854年である。なんと、世界に名を馳せるラグジュアリーブランド「ルイ・ヴィトン」よりも、東北のいち百貨店「藤崎」の歴史は長いのだ。

これは、興味津々丸である。

今からでも遅くない。タイトルを変更して、ルイ・ヴィトンについてではなく、藤崎の創業者「藤﨑三郎助」について調べ、語り尽くそうかと思ったのだが、タイトルに惹かれてリンクで飛んできたひとたちから、ブーイングと、生卵などが飛んできそうなので、藤崎三郎助ならびに百貨店藤崎についてのレポートは、次回以降に譲り、藤崎に後ろ髪引かれる思いではあるが、当初の予定どおりルイ・ヴィトンについてお送りしようと思う。

そんな藤崎に興味津々丸のわたしと、ヴィトンとの2回目の接触は、28歳の時である。
だいぶご無沙汰した。

当時、失恋をして途方に暮れていたわたしは、あてもなく銀座の街を徘徊していた。
その両目の焦点が合っていたかどうかは今となっては定かではない。

そして、銀座松屋のヴィトンにふらふらと吸い寄せられるように入ったわたしは、なんと、財布なんて買う予定はなかったのに、飾られていた「エピ」の長財布を、気がつけば購入してしまっていたのだ。

そんな自暴自棄状態で購入したにもかかわらず、わたしの持つモノの善し悪しを測るセンサーは正常稼動してくれていたようで、それから4年ほど使用したが、本当に丈夫で、使えば使うほど馴染んで、味が出て、へたれなかった。買ってよかったと心から満足していたし、エピのあの手触りと、主張しない高貴な存在感がとてもお気に入りだった。

それから某ブランドの財布に浮気をしたのだけれど、申し訳ないが、製品の質については、断然わたしの使っていたヴィトンのエピの財布に軍配が上がった。

わたしのエピ(略してエピちゃん)は、そのように丈夫で時が経つにつれどんどん味わいがでてきていたものだから、わたしが「新しい財布を買った」と言った際、姉が「じゃああのエピはわたしがもらう」といって、わたしのエピちゃんを引き取ると申し出るほどだった。

姉は7歳上である。
わたしは恐らくこの姉に多大なる影響を受けて育ってきた。
ことあるごとに姉の持っているものを欲しがり、お下がりをもらってきた妹のわたしにとって、姉にお下がり(…お上がりというのか?)をあげたのは、このエピちゃんが最初で最後である。

あの、ことあるごとにわたしの持つものに「変なの」と、マリーアントワネットよろしく、難癖をつけてくる我が家では姫として君臨していた姉が、わたしのお下がりを欲しいと言ってきたのは意外であった。

それほどまでにわたしのエピちゃんは4年の歳月を経ても、ひとを引きつける魅力があったのだ。

ちなみに、「お金持ちのひとの財布をもらうと、金運が良くなる」と耳にする。

特にお金持ちでもなんでもないわたしから財布をもらった姉は、現在も引き続きわたしのエピちゃんを使っている。

見たところ、現在も特にお金持ちでもなんでもない様子だ。

「特にお金持ちでもなんでもないひとの財布をもらっても、もちろんお金持ちになるわけではない」という上記の逆説を、わたしの姉は知ってか知らずか、ひとり健気に立証し続けている。

そして、現在。
わたしは、またヴィトンに舞い戻ってきた。
「財布といえば、ヴィトン」というわたしの中のセオリーが成立したようだ。

グレージュの色の、モノグラムの、可愛いやつである。

エピちゃんの時のように、大切に使っていきたい。

今回は、わたしとヴィトンの歴史を紐解いてみたが、次回は、とうとう、ルイ・ヴィトンの歴史を、ルイ・ヴィトン展のレポートとともにお届けしたい。

「なんだよ!ヴィトン展はまだかよ!」

というクレームと生卵が飛んできそうだが、みなもすっかりご承知のとおり、わたしは前置きが長いことで知られている。

しかしながら、意外に脚も長いことはまだ知られていないようだ。はたまたみなわかっているが、嫉妬心で黙っているだけなのかもしれないので、大人としてそこはそっとしておこうと思う所存である。

また、次回、わたしの気分によっては、藤崎の創業者である藤崎三郎助について語りだすかもしれないし、CamCamのモデルとしてその名を轟かせたエビちゃんこと蛯原友里について語りだすかもしれない。

わたし自身も、自分から何が繰り出されるかわからないので、次回もぜひスリル満点でリンクをクリックして欲しい。

[ レポ:ルイ・ヴィトン展① ]オモシロ美人レポ2016/06/21 22:29