GUESS HOW MUCH I LOVE YOU

今、仙台の実家に帰ってきています。

もう何泊もしているのだけれど、今朝目が覚めた時に、ずっと目に入ってたはずなのに意識を向けずにいた、壁に飾ってある絵本が目に入ってきました。

今寝泊まりしている部屋は、上京するまではわたしの部屋だったのだけれど、その後に姉家族が住んでいたことがあって、その時に姉が飾った本がそのまま残っていたのです。

ずっと何十回も目に入っているはずなのに、どうしてかようやく開こうという気になったのは、なにか意味があるのかもしれないと思って、寝ぼけ眼で、壁に立てかけてある本を取り、開いてみました。

GUESS HOW MUCH I LOVE YOU


(どんなに好きかあててごらん)
という絵本。
登場人物(動物?)は、大きな「デカウサギ」と小さな「チビウサギ」。

(調べるとおそらくデカウサギはお父さん、チビウサギは子供ではないかとということだけどさだかではない。)

そろそろ眠くなってベッドに向かう時間のチビウサギが、デカウサギに、


「どんなにあなたのことが好きか当ててごらん!」

と尋ねると、

デカウサギは、

「それは難しいなぁ」

と答える。
チビウサギは、小さい体をめいっぱい広げて

「これくらいだよ!」

と、得意げに見せる。
そうしたら、デカウサギも

「でも、わたしは、これくらいだよ。」

といって、大きな体をめいっぱい広げて、チビウサギへの愛を表現する。


悔しがるチビウサギ。

でも、それにチビウサギは対抗して、
縦に背伸びしてみたり・・・

逆立ちしてみたり・・・

ジャンプしてみたり・・・

ちいさな体で、一生懸命、どれだけ、自分がデカウサギを愛しているかということを、表す。

 

でも、デカウサギは、ゆったりとした態度で、それを上回る、チビウサギへの愛の大きさをつぎつぎと表していく。

 

 

最後、疲れて、眠くなったチビウサギは、

「お月様に届くぐらい好きだよ…」

と言って、目を閉じて眠ってしまう。

デカウサギは

「おお、それは遠いなぁ。」

と、観念した様子で、チビウサギをそっと草でできたベッドに寝かせて、キスをする。
そして笑顔で、

「…わたしは、お月様に行って…返ってくるぐらいきみが好きだよ」

と眠っているチビウサギに向かって、優しくささやく。


 

そんなお話だった。

 

今…、いや、自分自身が安穏と暮らしてきたずっとずっと、世界は不穏な空気に包まれている。緊張に包まれている。

 

悲しみを大量生産する「争い」が、世界各地で起きている。
小さな争いだったら、わたしたちの周りにも、日常茶飯事。

そして、意識的にも、無意識的にも

自分が自分をいじめて、対自分との「負の争い」をも、自ら勃発させ、繰り返している。

 

でも、このチビウサギとデカウサギたちのような「争い」だったら。

 

「自分がどれだけ相手を愛しているか。」

 

そのことを、人間どうしで、お互いに、争い合えたら。

そんな「争い」が、そんな「戦い」が、世界中いたるところで、勃発したら。

 

今、不穏に映るこの「世界」って、いったい、どうなるのだろう。

 

朝から、そんなことを、考えてました。

 

チビウサギとデカウサギに、改めて、

もしかしたら「いちばん大事なこと」を

耳元でささやいてもらえた気がします。

そして、この争いにだけは、ぜったい、負けない自分でありたいなって、思いました。

 

わたしは、「お月さま」どころではなくて、「お陽さままで届くぐらい!」とでも言おうかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・んで、相手が、「じゃあ土星まで!」とかまだ言い争ってきようものなら、温厚なわたしもいい加減キレて、「うぬぬ・・・!わらわは海王星に届くぐらいじゃ!!ええいいい加減にしろ!おぬしひざまづけ!!」

と、なぜか卑弥呼のような物言いで言い負かせてやるのじゃ。(ここまでスクロールしたあなたえらい)

 

[ GUESS HOW MUCH I LOVE YOU ]ひとりごと。2017/08/16 22:07