エッグリスペクト。


最近、糖質制限と高タンパク質食を取り入れ、心身の健康を取り戻しつつあることは、お伝えしてきたが、そのなかで、特におすすめなもの、わたしの推しメンをお伝えしようかと思う。

何をかくそう、それは、卵だ。

卵はすごい。

卵は、ヒナが育つために必要な栄養素がすべて入っている、完全栄養食品なのだ。

たんぱく質はもちろんのこと、各種ビタミン、ミネラルも含まれていて、ビタミンCと食物繊維以外は、必要な栄養素はほぼ網羅されているすごいやつなのである。

たんぱく質は20種類のアミノ酸からできているが、そのうち体内で合成できず、食品から摂取すべきアミノ酸を「必須アミノ酸」といい、卵は、この必須アミノ酸がバランス良く含まれているのだ。

男で言えば、顔もよければ、スタイルも良い、気前もいいし、気風もいい、高学歴、高身長、だからと言って、偉ぶらずに、謙虚で、ちょっとだけ涙もろくてお人好し。

そんな一見、聞くと高音の花のような理想的な男性でおいそれと手が届かないと思われがちの男だが、実は、いつもあなたの失恋話を、ジャズがかかるあのヒゲで無口なマスターのいる古喫茶で、夜遅くまで聞いてくれた幼馴染のあいつ・・・そういや、あいつ、実はなかなかいけてるんじゃね!?と気がつき途端に顔を赤らめる・・・。

卵は、そんな存在だ。

卵は、そんな大変に良い奴なのだ。

パーフェクトなくせに、身近すぎて、手が届きやすすぎて、なかなか、その素晴らしさを実感しづらい存在なのだ。灯台下暗しというやつである。

また、卵は、コレステロール過多になるから、1日に1個までが望ましいとされていたが、食品からコレステロールを摂取した場合、体内でのコレステロールの合成を調節する機能を人間は持っていることがわかり、食事でコレステロールをたくさん摂っても、コレステロール過多にはならないという研究が発表され、厚生労働省もコレステロールの摂取基準の上限を撤廃した。

アレルギー等がない場合には、安心して、たっぷり食べるべき食品というわけだ。

最近、糖質制限および高タンパク質の食事を意識しているわたしにとって、卵の存在は大変ありがたい。

1日最低2個は食べている。

ゆで卵、半熟卵、目玉焼きはもちろんのこと、オムレツにしたり、ゴーヤチャンプルーに入れたり、甘辛く煮たお肉にからめて食べたりと、あの、「生の状態」と「火の入った状態」で、全くちがう様相を呈し、簡単に七変化可能な卵の秘めた可能性は、凄まじいものがある。

加えて、料理の中で上記のような主役を張ることはもちろんのこと、お菓子の材料などになって、その存在感を微塵も感じさせない脇役に徹することもできるというそのオールマイティーぶりには、ある種の神がかり感を感じずにはいられない。そう、卵は神がかった存在なのだ。

たんぱく質を意識している最近の食事では、鶏肉と卵が同時に食卓に並ぶこともあり、酉年のわたしが、酉年の今年に、鶏肉と、卵を同時に食するというこの「鳥」っぷりは異様である。

もはや、わたしは前世間違いなく鳥だったのだろう、もしくは、近々なんらかの因果で「鳥人間」に挑戦するのかもしれない、といういずれかの真実についての確信を密かに胸に秘めた次第である。

とりあえず、卵はすごい。

料理を作りながら、「卵は本当にすごいなぁ。卵まじすごい。エッグリスペクトだわ〜」とつぶやき、卵を崇め奉る「エッグリスペクト」という、小粋な単語まで、作り出してしまった。

今後も、引き続き、「エッグリスペクト」を胸に、来たるべき鳥人間大会の日に備え、卵に含まれる必須アミノ酸をしっかりとって、体調を整えていきたいと思う。

[ エッグリスペクト。 ]カラダのこと。2017/08/02 12:28